ハゼノキ(櫨の木)雌花と果実
↑ 3葉はハゼノキの雌花。 ↓ の果実とほぼ同じ木。
↓ 3葉は今年1月撮影のハゼノキの果実。
↓ 3葉は今年1月撮影のハゼノキの果実。
ハゼノキ(櫨の木 又は 黄櫨)雌花と果実
分類 : ウルシ科ウルシ属 落葉小高木
学名 :Toxicodendron succedaneum
原産地 : 東南アジアの中国 台湾 インドネシアなど
平安時代に琉球を経て渡来。
今では関東南部以西~沖縄の山野に野生化
特徴 : 樹高10mほど。
葉は奇数羽状複葉。小葉は卵状披針形で4~6対あり
表は光沢のある緑色、裏は緑白色で先は尖り、長さ5~10cm、幅2~4cm。
雌株(めかぶ)と雄株(おかぶ)は別にある雌雄異株(しゆういしゅ)です。
上部の葉の付け根から軸を伸ばし、小さな花を円錐状につけます。
雄花(おばな)、雌花(めばな)ともに花径は3mmほどの5弁花で反り返ります。
秋に歪んだ球形の果実が黄色に熟れ、果実から木蝋(もくろう)が採れます。
また、秋には美しく紅葉します。
名前の由来 : 古語の「ハジ」からの転訛だそうです。
ハジの由来については長くなるので省略します。
メモ=同じ仲間の木にヤマハゼ(山黄櫨)があります。
ハゼノキとの違いは、枝や葉の両面に褐色の毛が多いことから区別できるそうです。
※データなどは2022年5月投稿記事(雄花)からの転載です。