オオハキリバチ(大葉切蜂)
オオハキリバチ(大葉切蜂)
分類 : ハチ(膜翅)目ハキリバチ科
体長 : 20~25mm
分布 : 日本全土
平地~山地や都市部でも見られる普通種。
特徴 : 体は黒色で、胸部と腹部第1背面に黄褐色の毛が密生しています。
翅の中央付近は半透明の暗褐色をして、その先は暗褐色。
竹筒やカミキリムシなどの脱出した孔に
樹脂(松ヤニなど)を集めて巣を作り
仕切った部屋に花粉を蜜でねった団子を入れて卵を産みます。
幼虫はその団子を食べて成長します。
ハキリバチの名前ですが、葉の切れ端は使わず、樹脂や泥で巣を作ります。
名前の由来 : 大型なハキリバチということで。
ハキリバチの仲間は、植物の葉片を切り取って巣を作りますが
このハチは葉は使わず、樹脂(松やに)や泥を使います。
メモ=ハチ特有の毒針を持っていますが、人を襲うことはありません。
ただ、素手で扱うと刺されるそうです。
図鑑によると成虫オスは6~8月、メスは8~10月に出現するそうです。
※データなどは2016年7月投稿記事に加筆修正しました。
画像は2ヵ月遅れての投稿です。
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