アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
分類 : マメ科ヌスビトハギ属 図鑑によって多年草又は1年草と書かれ、まちまちです。
原産地 : 北アメリカ東南部
(本州中部地方以西に多く帰化しているそうです)
特徴 : 日当たりのいい都市部の造成地や、空き地、荒れ地、道端などに生える帰化植物。
全体に毛深く、よく枝分かれし、草丈50~150cm。
葉は3出複葉からなり、小葉は細長い卵形をして長さ5~8cm。
花は在来種のヌスビトハギ(長さ3~4mm)より大きく、長さ7~9mm。
花色は鮮やかで、よく目立ちます。
しかし、夕方には萎(しぼ)んでしまう1日花です。
果実は扁平で、一つの種子(豆)ごとに3~5つにくびれる節(小節果)があり
(在来種のヌスビトハギの小節果は2つ)
表面には鉤状の毛が生えていて、これが動物や衣服に付着して散布されます。
名前の由来 : 在来種のヌスビトハギに似て、荒地に生えることから。
ヌスビトハギとは、果実(豆果)の形が忍び足をする泥棒(盗人)の足跡に似ているから。
※データなどは2020年9月投稿記事に加筆修正しました。
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