パセリ
開花前の蕾の状態
花径2~3mmほどの小さな花が集まって咲きます。
花弁が散った後です。
パセリ
オランダゼリ(和蘭芹)
学名 : Petroselinum crispum
原産地 : 地中海沿岸
特徴 : 茎は直立してよく枝分かれし、草丈15~40cmになります。
葉は濃緑色をした3回3出複葉で、小葉は細かい切れ込みがあり
全体が縮れて見え、葉の長さは5~12cmほどです。
枝分かれした茎先に径5cmほどの散状花序(傘状に集まった小花)を作り
黄緑色の小花は数個つき、大きさは2~3mmです。
春に蒔いた種は翌年の夏に花が咲いて種子を付け、そして枯れます。
耐暑性、耐寒性があり、家庭菜園向きのハーブ(野菜)です。
但し、乾燥にはやや弱く、連作を嫌うそうです。
名前の由来 : 英名のParsley(パースリー)からの転訛といわれています。
メモ=ヨーロッパでは、儀式用や薬用として紀元前から栽培されていたそうです。
日本には18世紀にオランダ人が持ち込み
長崎で栽培されたのが始まりといわれています。
葉には多くのビタミンを含み、食物繊維や葉緑素などを含んでいるといわれていますが
料理の飾りとして使われことが多く、食べられることの少ないハーブ(野菜)です。
日本では縮(ちぢ)れた葉のパセリが一般的ですが
ヨーロッパでは縮れない葉のイタリアンパセリが好まれるそうです。
※データは2018年5月投稿記事に加筆修正しました。
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