ゼニアオイ(銭葵)
ゼニアオイ(銭葵)
分類 : アオイ科ゼニアオイ属 2年草
学名 : Malva sylvestris var.mauritiana
原産地 : 地中海沿岸
特徴 : 茎は直立し、草丈1~1.5m。
葉は円形から浅く5~7つに裂け、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、長さ2~5cm。
葉の腋(わき)から花柄を伸ばし
花径3~4cmほどの紅紫色の花を初夏から8月頃まで次々に咲かせます。
こぼれ種で育つほど強健な花で、一度植えると毎年苗が育って花を咲かせます。
また、庭や花壇などから逃げ出し、空き地などで野草化していることもあります。
名前の由来 : 江戸時代に中国から渡来したもので
花の大きさが五銖銭(ごしゅせん)とか一文銭と同じ大きさで
アオイ科の仲間だからという説があります。
メモ=この花の基本種はウスベニアオイ(薄紅葵)で
その変種がゼニアオイだそうです。
二つの違いは、葉の切れ込みが深く、先端が尖っていて
茎に粗い毛ないしは長毛があればウスベニアオイということですが
一見しただけではその区別はつけ難いとのことで
一般的な呼び名のゼニアオイとして投稿することにしました。
※データなどは2014年7月投稿記事に加筆修正しました。
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