ノビル(野蒜)
花を付けたノビルと出合う機会は少ないです。
ノビル(野蒜)
分類 : ヒガンバナ(ユリ)科ネギ属 多年草
学名 : Allium grayi
分布 : 日本全土
陽当たりのいい人里近くの畑の土手などに生える。
特徴 : 代表的な山菜の一つ。
葉は細長い線形で長さ20~30cm、断面は三日月形の中空です。
花茎は直立して葉より長く伸び、40~60cm。
その先に珠芽(しゅが=むかご)だけを形成するものと
珠芽と花を一緒につけるものがあります。
どちらかといえば珠芽だけをつけるものが多く
花を見つける機会は少ないです。
15mmほどの花柄の先に白又は薄紅紫色をした花をまばらにつけます。
花径は10mmほど。
名前の由来 : 「蒜(ひる)」はニンニクの古名とも
ネギ(葱)類の総称ともいわれ、野に生える「蒜」という意から。
メモ=地中に15mmほどの白い球形の鱗茎(りんけい)があり
細長い葉と共に食用にします。
鱗茎は生のまま酢味噌を付けて食べたり
若い葉は鱗茎と共に茹でて、和え物などにして食べます。
代表的な春の山菜です。
※データなどは2018年5月投稿記事からの転載です。
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