チャイブ
チャイブ
セイヨウアサツキ(西洋浅葱)
エゾネギ(蝦夷葱)
セイヨウアサツキ(西洋浅葱)
エゾネギ(蝦夷葱)
分類 : ユリ科ネギ属 多年草
学名 : Allium schoenoprasum
原産地 : 地中海沿岸~シベリア
特徴 : 草丈20~30cm。
葉は細く、花茎と共に中空の円筒形。
初夏に花茎を伸ばし、その先に半球形(=ネギ坊主)の花を咲かせます。
ネギ坊主の大きさは2~3cmで、一つの花弁(花被片)の長さは7mm前後。
・北海道~四国に自生するアサツキ(浅葱)によく似た植物で
花を一見しただけでは、チャイブとアサツキの見分けは難しいです。
アサツキは球根(鱗茎)が出来、夏には休眠するそうで
一方、チャイブは球根が出来ず、冬に葉が枯れ、春に新しく芽吹きます。
・アサツキと同じように、葉や茎を料理の薬味などに利用される他
花が可愛いこともあり、観賞用としても栽培されます。
名前の由来 : 英名(Chives)の日本語読み。
アサツキ(浅葱)とは、葉や茎がネギより浅い緑色なので、浅つ葱(あさつき)からという説。
メモ=チャイブの栽培記録は古く、2,000年ほど前から中国で栽培され
その後ヨーロッパなどに広がったとされています。
日本に自生するアサツキは、チャイブの変種だそうで
学名は Allium schoenoprasum var.foliosum となっています。
※データは2016年5月投稿記事に加筆修正しました。
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