ガンゼキラン(岩石蘭)
ガンゼキラン(岩石蘭)
栽培種
栽培種
分類 : ラン科ガンゼキラン属 常緑多年草
学名 : Phaius flavus
分布 : 本州(静岡県以西)~沖縄
常緑樹林内のやや湿り気のある場所に生える地生ラン。
特徴 :草丈40~60cm。
葉はエビネランに似た長楕円形で3~5枚あり
長さ30~50cm、幅5~8cm。
球茎の横から太い花茎を40~60cm伸ばし
その先端に5~15個前後のシンビジウムに似た黄色い花を付けます。
花の中央部は筒状になった唇弁で
その先端はしわになり、赤褐色で縁取られます。
花の大きさは5~6cmほど。
名前の由来 : 根元の円錐状の球茎(=バルブ)がごつごつと岩石のように堅く
長年腐ることなく残ることから。
メモ=環境の変化や無闇な採集により野生株は数を減らし
環境省レッドデータでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。
●数年前、近所の方から貰った球茎を庭の片隅に植え、ほとんど放ったらかしにしていますが
毎年この時季になると花を咲かせてくれます。
性質は結構強いようですが、ウイルス病に弱い面があるそうで
花に斑点が入ることがあります。
※データなどは2016年5月投稿記事に加筆修正しました。
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