カンガルーポー
アニゴサントス(学名読み)
分類 : ハエモドラム科アニゴザントス属 半耐寒性多年草
学名 : Anigozanthos spp.
原産地 : オーストラリア南西部
特徴 : 原地には約8種類が分布しているそうです。
草丈は高性のものだと100cmほど
矮性だと30cmほどのものがあるそうです。
葉はアヤメなどに似た剣状をしています。
太い花茎が葉腋から出て
表面が細かい毛で覆われた長さ約2.5cmの筒状の花を咲かせます。
花弁の先が扇状に6つに裂け、下向きに開きます。
園芸品種が多数作出されていて
花色はオレンジの他に赤、黄、赤と緑の混色などがあるようです。
名前の由来 : カンガルーポーは英名で、蕾の形ををカンガルーの足に見立てて。
因みに、ポー(=paw)は哺乳類の足のこと。
学名のアニゴザントスとは、ギリシャ語で「開いた花」の意だそうです。
メモ=当該画像にはカンガルーポーの名札しかついておらず、園芸品種の一つのようです。
現地には、マングレシー種、バイカラー種、フミリス種などがあり
フミリス種はカンガルーポーではなく、キャッツポー(猫の足)と呼ばれるそうです。
※データなどは2012年5月投稿記事に加筆修正しました。
Posted on 2022/05/13 Fri. 10:00 [edit]
コメント
お返事
野付ウシさんへ
いつもご訪問頂き有り難うございます。
当方、コメントを入れるのが苦手なもので
どなた様のブログを訪ねてもスルーさせて頂いております。
今回は、大変貴重なコメントを頂き、有り難うございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
こんにちわ。いつも素通りで見せていただいていますが...カンガルーポーを見ると黙っていられなくて突然コメントしました。私は西オーストラリアのパースで1年ほど暮らしていました。当然ながらカンガルーポーはアチコチで見かけます。個人の庭とか公園の隅とかでも、様々な種類のものがありました。
オーストラリアの動植物は固有種がすごく多くて、花もとても個性的で綺麗です。私も夢中で写真撮ったりしていましたが、名前など調べるのが大変でした。当然ながら図鑑は英語だけしか売ってませんし、固有種が多いのでWebで調べるのも大変でしたね。名前不明なものがたくさんありました。住んでいた住宅街にもアチコチに極彩色の花がありました。
もう行くこともないかもしれませんが、とても素敵な街でした。
またお邪魔します。
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