シラン(紫蘭)3種
↑ 2葉はシラン(紫蘭)
↑ 2葉はシロバナシラン
↑ 2葉はクチベニシラン
シラン(紫蘭)
シロバナシラン(白花紫蘭)
クチベニシラン(口紅紫蘭)
栽培種
シロバナシラン(白花紫蘭)
クチベニシラン(口紅紫蘭)
栽培種
分類 : ラン科シラン属 多年草
学名 : Bletilla striata
シロバナ種 Bletilla stria var.alba(Bletilla striata f.gebina)
クチベニシラン Bletilla striata 'Kutibeni'
分布 : 本州(関東地方以西)~沖縄
湿り気のある川岸、湿地、岩の上などに生える。
特徴 : 地下には扁平なバルブ(偽球茎)というものが連なり
それから茎が立ち上がります。
葉は先が尖った長めの卵形で長さ15~30cm、幅1~5cm。
茎の中央部から細長い花茎を30~60cm伸ばし
その先端に紅紫色の花を5個前後咲かせます。
花の大きさは4cmほどで花弁は6枚。
その内の唇弁といわれるものは3裂し、中央部の内側は波状。
●白花種はシランの変種。
●クチベニシランは唇弁の先だけが紅紫色をしている園芸品種。
シランより草丈が低く、花もやや小ぶり。
名前の由来 : 花の色から紫蘭(しらん)と名付けられました。
花の色は紅紫、白の他に黄、青などもあるようです。
メモ=花が美しく、性質も丈夫なため、庭などで栽培されています。
しかし、野生種を見つけるのは難しくなっているそうで、準絶滅危惧種(NT)に指定。
※データなどは2018年5月投稿記事に加筆修正しました。
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