シロバナマンテマ(白花まんてま)
シロバナマンテマ(白花まんてま)
分類 : ナデシコ科マンテマ属 1年草~越年草
学名 : Silene gallica var.gallica
原産地 : ヨーロッパ中部~南部
江戸時代末期に渡来し、荒地や道端などで見られる帰化植物。
特徴 : 根元から枝分かれして上部は立ち上がり、草丈20~50cm。
草全体に粗(あら)い毛が生えていて
茎の上部から花序にかけては腺毛があり、触ると粘ります。
下の葉はヘラ形で先は丸みを帯び、上方の葉の先端はやや尖り、長さ約3cm。
茎の先に花穂を出し、径1cm前後の白~淡桃色の5弁花を数個咲かせます。
名前の由来 : マンテマについては諸説あり、そのひとつに
ムギセンノウ属の学名 Agrostemma=アグロステンマが訛ったというもの。
メモ=名前は「白花」と付いていますが
淡桃色をしたものもあり、全てが白色ではないようです。
この仲間にホザキマンテマ(穂咲きマンテマ)があるそうで
図鑑によれば、ホザキマンテマは花が一定方向に向いて咲き
花弁は深く切れ込み、花柱(=メシベ)が強く外に出るとありました。
※データなどは2013年5月投稿記事に加筆修正しました。
スポンサーサイト
Posted on 2022/04/29 Fri. 10:00 [edit]
« タイム・ロンギカウリス | オドリコソウ(踊子草) »
コメント
| h o m e |