イロハカエデ(伊呂波楓)
↑ 3葉は雄花(おばな)で、オシベの長いのが目立ちます。左上の花は両性花。
↓ 両性花です。オシベは落ちてしまったのか見当たりません。
イロハモミジ(伊呂波紅葉)
分類 : ムクロジ科カエデ属 落葉高木
学名 : Acer palmatum
分布 : 本州(福島県以西)~四国・九州
主に太平洋側の低い山地に見られる。
特徴 : 秋の紅葉が美しことから、公園や庭木として植えられます。
樹高10~15m。
葉は4~7cmで掌状に5~7に裂け、縁にぎざぎざ(鋸歯)があります。
本年出た枝に若葉と共に径4~6mmの暗赤色の小さな花が垂れ下がってつきます。
花は雄花(おばな)と両性花があり、雄花のオシベ8本は目立ちますが
両性花のオシベは短かく、メシベも短いです。
受精するとすぐにプロペラ状の翼果が目立つようになり
秋に熟れると長さ15mmほどになり、風によって運ばれます。
名前の由来 : 葉の裂けた部分(裂片)を「いろはにほへと」と数えたことからといわれ
カエデとはカエル(蛙)の手足に似ていることから「カエルテ」が転じて「カエデ」になったそうです。
※データなどは2018年4月投稿記事に加筆修正しました。
Posted on 2022/04/18 Mon. 10:00 [edit]
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コメント
お返事
なっつばーさんへ
モミジの花が見つかってよかったですね。
小さい花を写すのは難しいですけど、よく撮れていましたね。
次は、秋に熟れるプロペラ状の果実が楽しみです。
嬉しいことに、昨日この花を見ることが出来ました。
ここで見なかったら、知らないで通り過ぎていたかもです。
ピンぼけですが写真も撮りました。
ありがとうございました。(≧▽≦)
お返事
なっつばーさんへ
カエデの花は出始めた葉の下で咲き、花の開花時期は数日で
しかも小さな地味な花ですから、見る機会は少ないかもしれませんね。
種は見たことがありますが、お花は初めてです。
可愛い花ですね!
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