ホトケノザ(仏の座)とシロバナホトケノザ(白花仏の座)
ホトケノザが群生している少し離れたところで
1株だけひっそりと咲いていたシロバナホトケノザ(白花仏の座)。
↓ は ↑ から1週間後の撮影
ホトケノザ(仏の座)
シロバナホトケノザ(白花仏の座)
サンガイグサ(三階草)
シロバナホトケノザ(白花仏の座)
サンガイグサ(三階草)
分類 : シソ科オドリコソウ属 越年草
学名 : Lamium amplexicaule
白花種 : Lamium amplexicaule f.albiflorum
分布 : 本州~沖縄 (図鑑によっては日本全土)
畑の畦 空き地、道端などに生える。
特徴 : 茎は細く、下部で枝分かれし、草丈10~30cm。
下部の葉には長い柄があり
上部の葉は柄がなく、対になって丸く茎を抱いています。
葉は縁に鈍いぎざぎざ(鋸歯)があり、長さ幅ともに10~25mm。
花は茎を抱いた葉の付け根から立ち上がり、輪生して咲きます。
唇形状の花は細長い17~20mmの筒があり、上部には短毛が生え
下唇弁の先は2つに裂けています。
名前の由来 : 茎を抱く葉を蓮華座(れんげざ)に
その上から立ち上がる花の姿を仏に見立てて。
別名のサンガイグサは、葉が3~4つ段々につくことから。
メモ=春の七草の「ほとけのざ」は
キク科のコオニタビラコ(小鬼田平子)の古名だそうです。
本種のホトケノザは食用にはなりません.。
近年コオニタビラコを見つけるのは難しく
スーパーなどに並ぶ「春の七草」のセットには
この草が入っていることがあります。
※データなどは白花種の学名を加筆した以外は2019年3月投稿記事からの転載です。
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