ボケ(木瓜)
ボ ケ(木 瓜)
分類 : バラ科ボケ属 落葉低木
学名 : Chaenomeles speciosa
原産地 : 中国
平安時代に渡来したとされ、園芸品種が多くあります。
特徴 : よく枝分かれし、樹高1~2m。
小枝は刺状になりますが、品種によっては刺がないものもあります。
葉は楕円~長楕円で、縁はぎざぎざ(鋸歯)があり、長さ4~8cm。
葉が出る前、又は同時に葉の腋に径2~3cmの花を咲かせます。
果実は果柄がほとんどなく、長さ8~10cmのぼこぼこした楕円形で
7~8月頃に黄色に熟れます。
名前の由来 : 果実が瓜に似て木になるので「木瓜(もけ)」が転じたとされたり
「木瓜(ぼっくわ)」が転じたという説もあり
その由来についてははっきりしないという説もあります。
メモ=自生種にクサボケ(草木瓜)があり
国内で園芸化され、その過程でボケとクサボケが交雑し
その中間型と思われる品種も多いそうです。
春咲きの代表的な園芸品種に「東洋錦」があり
同じ株、同じ枝に紅、白、桃色が咲き分けます。
他に、二季咲きの「長寿梅」や八重咲きの「昭和錦」
四季咲き種、遅咲き種などがあるそうです。
※データなどは2017年3月投稿記事に加筆修正しました。
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