ヤエズイセン(八重水仙)
ヤエズイセン(八重水仙)
ヤエザキニホンズイセン(八重咲き日本水仙)
ヤエザキニホンズイセン(八重咲き日本水仙)
分類 : ヒガンバナ科スイセン属 多年草
学名 : Narcissus tazetta var.plenus
原産地 : 地中海沿岸
特徴 : 前回投稿したニホンズイセンとほぼ同じですが
副花冠とオシベが花弁化し、八重咲き種になったもの。
ニホンズイセン同様、上品な芳香があり
野生化しているものも多く見られます。
名前の由来 : 八重のスイセン(水仙)ということから。
ニホンズイセンとは、原産地は外国ですが
古くに日本に渡来し、帰化植物として親しまれてきたから。
メモ=学名のナルキッサス=narcissus は
ギリシア神話に登場する美少年ナルキッソスの名前に因んでいます。
神話に登場するナルキッソスは、湖面に映った自分の姿に恋焦がれ
ついにはやせ衰えて命を失ってしまいます。
その跡にひっそりと咲いた花がこのスイセンだったという話があります。
また、下向きに首をかしげるようにして花を咲かせる様子を
水面を覗き込むナルキッソスに見立てたという話もあり
ナルシストの語源はこの美少年の名前が語源になっているそうです。
※データなどは2017年1月投稿記事に加筆修正しました。
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