ソシンロウバイ(素芯蝋梅)
↑ 2葉 ↓ 2葉の花は別の庭に咲いていたもので
↑ 2葉は1月下旬撮影 ↓ 2葉は2月中旬撮影
ソシンロウバイ(素心蝋梅)
分類 : ロウバイ科ロウバイ属 落葉低木
学名 : Chimonanthus praecox f.concolor
原産地 : 中国特徴 : 樹高2~4m。
葉は長さ15cmほどの卵形又は卵状楕円形で、先は尖ります。
葉が出る前に芳香のある淡黄色で蝋質の花を下向き又は横向きに咲かせます。
花径はロウバイよりやや大きく2~3cm。
花の中心部が暗赤紫色をしたロウバイ(蝋梅)の園芸品種といわれています。
ロウバイとの違いは、花の中心部に暗赤紫色が入らず
透き通るような黄色一色で、これが「素心」の理由となっていますが
中心部に薄い紫褐色が入る品種もあります。
名前の由来 : ロウバイとは花弁が蝋(ろう)細工のようでウメに似た花を咲かせるからという説や
臘月(ろうげつ=陰暦12月)に咲くウメに似た花からという説もあります。
園芸界で使われるときの「素心(そしん)」は、他の色が混じらない状態をいうそうです。
メモ=庭などで栽培されているのを見ていると
花色の濃いもの、薄いもの、花弁の細長いもの、丸っこいもの
花弁が平開するもの、半開きするものなどがあり
また、開花が早いもの、遅いものもあります。
図鑑には花の中心部に暗赤紫色の輪が入ったものをマンゲツロウバイ(満月蝋梅)
花径が大きいものをトウロウバイ(唐蝋梅)というそうですが
素人ではその見分けはつきません。
※データなどは2019年2月投稿記事に加筆修正しました。
スポンサーサイト