ハハコグサ(母子草)
ハハコグサ(母子草)
オギョウ(御形)
オギョウ(御形)
分類 : キク科ハハコグサ属 越年草
学名 : Gnaphalium affine
分布 : 日本全土
人里の道端、畑などに普通に生える。
特徴 : 草全体が白い綿毛に覆われています。
草丈は10~30cm。
葉はへら形をして長さ2~6cm、幅1cm内外。
茎先が短く枝分かれし、その先に淡黄色の粒々した筒状の花が集まって付きます。
こうした花を頭花(とうか)というそうです。
この頭花には両性花と雌花(めばな)があり
開花初期には雌花の2裂した花柱の先が突き出ているのが見られます。
名前の由来 : 頭花が結実して「ほおけ立つ」様子から「ホオコグサ」と呼ばれ
後に転訛してハハコグサになったという説があります。
オギョウ(御形)の「御」は接頭語で「形」は人形を表し
3月3日に母と子の人形の「母子餅」が供えらるため「御形」と呼ばれるようになったという説。
メモ=昔の草餅や草だんごにはハハコグサの草を搗(つ)き込んでいたそうですが
今の草餅などには発色のいいヨモギが使われています。
※データなどは2013年5月投稿記事に加筆修正しました。
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