ヒサカキ(姫榊)
↑ 2葉は雄花(おばな)
↓ 3葉は雌花(めばな)
↓ 3葉は雌花(めばな)
ヒサカキ(姫榊)
分類 : ツバキ(モッコク)科ヒサカキ属 常緑小高木
学名 : Eurya japonica
分布 : 本州~沖縄
丘陵地や低山地に生える。
特徴 : 樹高3~7mになり、よく枝分かれします。
葉は楕円形の革質で、縁に鈍いぎざぎざ(鋸歯)があり
長さ3~8cm、幅1.5~3cm。
花は葉の付け根に1~3個、黄白色や淡緑黄色などを下向きにつけます。
雄花と雌花があり雄花は壺形、雌花は杯形をして、花径2.5~5mm。
雄花に比べ雌花が少し小さいです。
花には芳香とはいい難い、独特の強い匂いがあります。
秋から冬にかけ4~5mmの球形の果実が黒紫色に熟します。
名前の由来 : サカキ(榊)に似て小形であることから。
メモ=雌雄異株とされている図鑑では
雄花は15本ほどのオシベと退化したメシベがあり
雌花は1本のメシベと退化したオシベがあると書かれています。
ある図鑑では、雌雄混株とされ、両性花も混じるとされています。
・サカキ(榊)が少ない地方では庭などで栽培され
榊(さかき)の代用として神事や仏事に使われます。
※データなどは2014年4月投稿記事に加筆修正しました。
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