トウガン(冬瓜)
↑ ↓ 雄花(おばな)と拡大した蕊(しべ)
↑ ↓ 雌花(めばな)と拡大した蕊(しべ)
未成熟の果実
トウガン(冬瓜)
分類 : ウリ科トウガン属 1年草
学名 : Benincasa hispida
原産地 : インド、東南アジアなど
古くに中国より渡来
特徴 : つる性植物で、茎は地を這ったり、そこらあたりのものに絡まりながら成長します。
葉は大型の掌状で5~7裂し、粗いぎざぎざ(鋸歯)があります。
夏から秋にかけ葉の腋から花茎を伸ばし径7~10cmの黄色い花を咲かせます。
雄花と雌花は別々につく雌雄同株(雌雄異花)です。
雌花には長さ30~50cmほどの扁球形又は長楕円形の果実がつきます。
果実には最初表面に刺状の毛で覆われていますが
成熟する頃には毛は落ちて蝋質が分泌され、白い粉を被ったようになります。
果実は淡泊な味の夏野菜として煮物などに使われます。
名前の由来 : 夏に収穫した果実は冬まで日持ちすることから。
「冬瓜(とうが)」が転訛して「冬瓜(とうがん)」になったそうです。
メモ=果実の大きさや形、色合いなど様々な品種があり
完熟した果実は半年ほどは品質を保つそうです。
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Posted on 2020/10/18 Sun. 10:00 [edit]
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