ヤブツルアズキ(薮蔓小豆)
ヤブツルアズキ(薮蔓小豆)
分類 : マメ科ササゲ(アズキ)属 つる性1年草
学名 : Vigna angularisu var.nipponensis(=Azukia angularisu var.nipponensis)
分布 : 本州~四国・九州
日当たりのいい山の斜面、野原、川岸などに生える。
特徴 : 蔓は周囲の草などに絡まり3m以上に伸びます。
葉は3小葉からなり、小葉は卵形~狭い卵形をしていて浅く3裂し
葉の先端が急に鋭くとがります。
長さは3~10cm、幅2~8cm。
葉の付け根から軸を出して2~10個の花を総状につけます。
花径は1.5~1.8cmで、中央部に、竜骨弁といわれるものは捩じれ、半回転し
左の翼弁がかぶさっていて、右の翼弁は竜骨弁を抱くようにして突き出ています。
果実は長さ4~9cmの線形で無毛。(同類のノアズキは扁平)
畑で栽培されるアズキ(小豆)の原種と考えられているそうです。
名前の由来 : つる性で野生のアズキという意。
メモ=同じような環境で同じような花を咲かせるノアズキ(野小豆)があります。
見分けるには、ノアズキは多年草で、小葉の先端が急にはとがらず丸い、または菱形。
果実の形が扁平で、表面に毛があるのがノアズキです。
※データなどは2012年9月投稿記事に加筆修正しました。
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Posted on 2020/10/13 Tue. 10:00 [edit]
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コメント
お返事
🔹白竜(はくりゅう)さんへ
近似種のノアズキも同じように竜骨弁が反転するマメ科の花です。
当地では両種とも身近なところで見られる野草です。
ヤブツルアズキ(薮蔓小豆
こんばんは!
ヤブツルアズキ(薮蔓小豆)・・・出会ったことが無いのですが・・・
面白い形をしているのですね!v(^。^)
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