ツユクサ(露草)3種
花弁の色が薄い、ウスイロツユクサ(薄色露草)といわれるものですが
品種として扱われないのが一般的だそうです。
品種として扱われないのが一般的だそうです。
シロバナツユクサ(白花露草)
学名:Commelina communis f. albiflora
学名:Commelina communis f. albiflora
ツユクサ(露草) 3種
ツキクサ(月草)
ボウシバナ(帽子花) など
ツキクサ(月草)
ボウシバナ(帽子花) など
分類 : ツユクサ科ツユクサ属 1年草
学名 : Commelina communis
分布 : 日本全土
人里周辺のやや湿った道端、空き地、野原などに普通に見られる。
特徴 : 草丈20~50cm。
葉は卵状披針形をしていて、長さ5~8cm、幅1~2.5cm。
斜めに立ち上がった茎の先に帽子形に折れた苞葉の間から
鮮やかな青色の花を一つずつ咲かせます。花径は2cm前後。
花弁は3枚あり、2枚は青色で大きく、1枚は白くて小さく目立ちません。
オシベは6本、どれも花粉をつけますが
オシベの役目を果たすのは前に突き出た2本だけだそうです。
午前5時頃から開花し、昼過ぎにはしおれて色が変わります。
名前の由来 : 露を帯びている草という意味で。
また、朝咲いた花が昼にはしぼみ、朝露を連想させることから。
メモ=古典では「鴨頭草(つきくさ)」とか「月草」で表されています。
この花の汁で擦(こす)り付けた藍色はすぐに色落ちするので
人の心の移ろい易い例えに使われることがあったようです。
●ウスイロツユクサやシロバナツユクサのほか
花弁が細長いウサギツユクサ(兎露草)、ホソバツユクサ(細葉露草)
園芸品種で花径が4~5cmと大きいオオボウシバナ(大帽子花)などがあります。
※データなどは2015年9月投稿記事に加筆修正しました。
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