エゾスカシユリ(蝦夷透百合)
本来なら花弁の内側に濃だいだい色の斑点が散らばっているのですが
この花ではその斑点はほとんど消え、申し訳程度に見られます。
この花ではその斑点はほとんど消え、申し訳程度に見られます。
エゾスカシユリ(蝦夷透百合)
栽培種
栽培種
分類 : ユリ科ユリ属 多年草
学名 : Lilium maculatum var.dauricum
分布 : 北海道
海岸の砂地や山地の岩場に生える。
特徴 : 本州の紀伊半島及び新潟県以北に自生するスカシユリの近縁種。
花柄や蕾に著しい白色の綿毛があり、スカシユリと違うところ。
茎の高さは20~90cm。
茎は角ばっていて、葉は長さ4~10cmの披針形です。
茎の先に1~5個の花を上向きに付け、花の大きさは10cmほど。
花弁は橙色をしていて、内側に濃橙色の斑点が多数散らばっています。
また、花弁の基部は細く、隙間があり、名前の由来になっています。
自生地での開花は6~7月で
北海道を代表する夏の名花といわれています。
名前の由来 : 北海道に自生しているユリで
花弁の根元が細くなって隙間があることから。
メモ=今から17,8年ほど前
航空会社のバースデイ割引航空券を使って北海道旅行をした折に
エゾスカシユリの球根を数個買ってきました。
植えっぱなしにしていても
九州の夏の暑さに耐えながら、細々ながら毎年花を咲かせています。
しかし、20年も高温多湿な九州の土地で花を咲かせていると
本来の性質が失われ、花弁の内側の濃橙色の斑点がほとんど消えてしまいました。
※データなどは2012年5月投稿記事に加筆修正しました。
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