トウバナ(塔花)
トウバナ(塔花)
分類 : シソ科トウバナ属 多年草
学名 : Clinopodium gracile
分布 : 本州~沖縄
田畑の畦、やや湿った道端などに生える。
特徴 : 下部の茎は根元から枝分かれして地面を這い
茎が立ち上がり、草丈10~30cm。
葉は広い卵形の長さ1~3cm、幅1~2cm。
縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があります。
茎先に花穂をつけ、唇形の小さな花がかたまって段々に付き
まばらに咲き進みます。
花の長さは約6mm、花径は3mmほどです。
花弁は上唇と下唇に分かれ、上唇は浅く2裂し、下唇は3裂しています。
名前の由来 : 花穂の形が「九輪の備わった仏塔」のように見えることから。
九輪とは、相輪ともいわれるもので
五重塔などの仏塔の屋根の上に突き出ているものだそうです。
メモ=この花の仲間にはイヌトウバナ(犬塔花)や
ヤマトウバナ(山塔花)などがあるそうですが
平地で普通に見られるのはこのトウバナということです。
※データは2016年5月投稿記事に加筆修正しました。
スポンサーサイト
Posted on 2020/05/11 Mon. 10:00 [edit]
« トリトニア | オーニソガラム・ウンベラタム »
コメント
| h o m e |