オニノゲシ(鬼野罌粟)
痩果(そうか)といわれる果実の先にはタンポポと同じような冠毛(かんもう)があり
風に乗って種が運ばれます。
葉の基部は茎を抱き、巻貝のように丸く反っています。
オニノゲシ(鬼野罌粟)
分類 : キク科ノゲシ(ハチジョウナ)属 1~2年草
学名 : Sonchus asper
原産地 : ヨーロッパ
分布 : 北海道~四国・九州
空き地、畑地、道端などに生える帰化植物
特徴 : 草丈40~100cm。
茎は太く中空で、葉の基部は巻貝のように丸く反り返る。
葉は厚くて光沢があり、羽状に切れ込みが入り
大小多数のぎざぎざ(鋸歯)があり
鋸歯の先は刺になっていて、触ると痛い。長さ15~25cm。
花は舌状花のみで、花径は2cmほど。
図鑑による花期は4~10月となっていますが
当地のような暖地ではノゲシ(野罌粟)とともに
ほぼ1年中見られます。
名前の由来 : ノゲシ(野罌粟)の仲間で、触ると痛い刺があるので「鬼」。
ノゲシとは、葉の形がケシ(罌粟)に似ていることから。
※データなどは2016年12月投稿記事からの転載です。
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Posted on 2020/01/09 Thu. 10:00 [edit]
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