ユウガオ(夕顔)
雌花(めばな)の蕾です。
昼12時前に撮った雌花(めばな)で、しぼみかけた花弁が古くなっています。
↑ ↓ 朝9時前に撮りました。まだ花弁は傷んでいませんでした。
昼12時前に撮った雄花(おばな)です。
ユウガオ(夕顔)
分類 : ウリ科ユウガオ属 つる性1年草
学名 : Lagenaria siceraria var.hispida
原産地 : インド又は北アフリカ
特徴 : 約2000年前に中国から伝来し、栽培されてきたものだそうです。
生育は旺盛で、茎は二またの蔓で周囲のものに絡まりながら
10~20mにも生長します。
全草に白くて柔らかい毛が生えています。
葉は浅く裂けた心形で長さ、幅共に30cmほど。
カボチャやスイカなどと同様に同じ株に雌花、雄花が咲く雌雄同株です。
葉の腋から長い花柄を伸ばし、径6~7cmの白い5弁花が夕方から開花し
翌日の午前中にはしぼむ1日花です。
雌花(めばな)の花の下には毛が生えた子房があります。
果実は円筒形で長さ60~90cmになります。
ユウガオと瓢箪(ひょうたん)は同一種だそうで
苦みの少ない品種が食用になり
若い果実を紐状に削って干したものは干瓢(かんぴょう)として食します。
また、完熟すると果皮が木質化するので、これを加工し酒などの入れ物にします。
名前の由来 : アサガオ、ヒルガオに対して夕方から開花することから。
メモ=アサガオ(朝顔)、ヒルガオ(昼顔)の他にヨルガオ(夜顔)があり
この3種はヒルガオ科に分類されていますが、ユウガオはウリ科の植物です。
また、ヒルガオ科のヨルガオをユウガオと誤称されることがあります。
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