ホリカワクシヒゲガガンボ(堀川櫛鬚大蚊)
夜部屋に入ってきたのを牛乳瓶に閉じ込め、翌朝撮ったものです。
ホリカワクシヒゲガガンボ(堀川櫛鬚大蚊)♂
分類 : ハエ(双翅)目ガガンボ科
体長 : 20mm前後
分布 : 本州~四国・九州
平地~低山地の雑木林周辺などに見られ、灯火にも飛来。
特徴 : 胸部は黄褐色~赤褐色~黒色をしています。
腹部は黄橙色と黒色の縞模様です。
脚は長く、黄橙色で脚節部分が黒色です。
翅には黒色の斑紋があります。
オスの触角は長く櫛歯状で、メスの触角は短く数珠状をしています。
シリアゲムシのように尻をあげてとまっていたので、名前を見つけるに手間取りました。
幼虫は腐葉土の中で生育するそうです。
名前の由来 : クシヒゲガガンボとは、オスの触角の形状からということは分かりましたが
ホリカワ(堀川)の由来は分かりませんでした。
なお、ガガンボとは、蚊の中の乳母の意で「蚊ヶ母(ががんぼ)」が転じたものだそうです。
また、ガガンボの別名をカトンボ(蚊蜻蛉)ともいいます。
メモ=類似種にベッコウガガンボがいるそうですが、前翅基部の透明部分が狭く
翅端部の黒斑が小さいそうです。
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