サワガニ(沢蟹)
左側の黒いのはイモリです。
サワガニ(沢蟹)
分類 : 甲殻類 十脚(エビ)目サワガニ科
体長 : 甲羅(こうら)の幅 2~3cm
分布 : 本州(青森県以西)~屋久島
山間部の綺麗な河川や平野部の沼や池などに生息。
特徴 : 日本の固有種。唯一の純淡水性のカニ。
普通甲羅は黒褐色、脚は朱色ですが、地域によって個体差があり
青白いものや紫がかった色のものも見られるそうです。
日中は石の下などに潜(ひそ)み、夜になると動き出すそうですが
曇り日や雨の降る日などでも活動することがあるようです。
雑食性で、藻類、水生昆虫、ミミズなどを捕食。
魚と同じようにエラ呼吸をし、陸上にいるときはエラがある口からプクプクと泡を吹くことで
水を経由して酸素を得るのだそうです。
淡水域に生息するモズクガニやアカテガニは幼生を海に放して成長しますが
サワガニは卵が孵化したときは既にカニの姿になっているそうです。
名前の由来 : 淡水域の沢にいるカニということから。
メモ=古くは山間部などで食べられていたものが、今では養殖されるようになり
都市部でも食べられるようになっています。
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Posted on 2019/06/20 Thu. 10:00 [edit]
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