ネギ(葱)
ネギ(葱)
ネギ坊主(花の部分)
ネギ坊主(花の部分)
分類 : ユリ(ヒガンバナ)科ネギ属 多年草
学名 : Allium fistulosum
原産地 : 中国西部とも中央アジアともいわれていて
日本では平安時代頃に渡来し栽培されていたそうです。
特徴 : 草丈40~60cm。
茎は根の上1cmほどで、その上部分はすべて葉だそうです。
花は葉の間から花茎を立て、その先端に小さな花を密集させた球状の花房をつけます。
これが坊主頭を連想させることから、ネギ坊主と呼びます。
茎の先につける花房には250~400個くらいの小さな花が集まっています。
蕾時に薄い膜が被っているのは総苞といわれるもの。
ひとつの花は花弁6、オシベ6にメシベが1あり
自家受粉を避けるため、先にオシベが発達し、その後メシベが出てくるそうです。
ネギ坊主が立つと葉っぱが固くなり、食用には適さなくなります。
名前の由来 : 古くは「葱(き=古名)」一音で
根を食用にすることから「根葱(ねぎ)」の意だとする説がありました。
メモ=食用のネギは、関東や東北地方では主に白い部分が好まれ
関西以西では緑色が好まれるそうで
前者を根深(ねぶか)ネギといい
後者を葉ネギといって区別するとか。
※データは2014年4月投稿記事に加筆修正しました。
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