シュンラン(春蘭)
普通は1茎1花ですが、たまに2花つけるものもあります。
シュンラン(春蘭)
ジジババ ホクロ
栽培種
ジジババ ホクロ
栽培種
分類 : ラン科シュンラン属 常緑多年草
学名 : Cymbidium goeringii
分布 : 北海道~四国・九州
丘陵や山地のやや乾燥した林内や縁に生える。
特徴 : 日本野生蘭の代表種のひとつです。
葉は線状で縁にわずかなギザギザ(鋸歯)があり
長さ30~40cm、幅1cm内外
葉の付け根から白い鞘(さや)に包まれた花茎を10~25cm伸ばし
その先に淡黄緑色の花を付けます。
垂れ下がる白色の唇弁には濃赤紫色の斑点があります。
花の大きさは3~5cm、ほのかな芳香があります。
名前の由来 : 中国名の「春蘭」を日本語読みに「シュンラン」としたという説や
単純に春に咲くことからという説。
「ジジババ」は、花の上の方が婆さんのほっかむりをしている姿で
下の方が爺さんの白いひげに見えることからという説があります。
「ホクロ」については分かりませんでした。
多分、花弁に由来するのだろうと思います…?
メモ=かつては里山などに普通に見られた野性ランでしたが
人手が入らなくなった雑木林ではその数がめっきり減っているようです。
観賞用に栽培されるものには、花が黄色や紅褐色、白色の他
横に張り出した側萼片の形に変化があるものなど園芸品種が多数あります。
※データなどは2012年4月投稿記事に加筆修正しました。
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Posted on 2019/04/19 Fri. 10:00 [edit]
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