ツチイナゴ(土蝗)
ツチイナゴ(土蝗 又は 土稲子)
分類 : バッタ(直翅)目イナゴ科
体長 : ♂40mm内外 ♀47mm内外
分布 : 本州~沖縄
乾いた平地のよく茂った草原などで見られる。
特徴 : 幼虫のほとんどは鮮やかな緑色で、小さな黒い斑点が入ります。
成虫は淡褐色、又は暗褐色に変わり、全体に細かい毛が生えています。
頭部から翅の先端まで黄白色の線が通る個体(セスジツチイナゴ)が多い中で
全くこの線を欠く個体もいるそうです。
幼虫の時から複眼の下に涙を流しているような黒っぽい線が入り
名前の判定をする手がかりになります。
成虫で越冬するバッタとしても知られています。
名前の由来 : 成虫が土のような色をしたイナゴということから。
メモ=いろいろな植物の葉を食べるようですが
特にクズ(葛)の葉を好むそうです。
7月頃から幼虫が見られ、10月頃に成虫となり
そのまま草の茂みなどで冬越し
翌年の春から活動を始めるということです。
※データは2016年9月投稿記事(幼虫)に加筆修正しました。
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