シロバナオダマキ(白花苧環)
シロバナオダマキ(白花苧環)
分類 : キンポウゲ科オダマキ属 多年草
学名 : Aquilegia flabellata var.pumila f.Alba
分布 : 原種のミヤマオダマキは
北海道~本州(中部地方以北)の高山の礫地や乾いた草地に生える。
特徴 : ミヤマオダマキ(深山苧環)の改良品種。
原種は鮮やかな青紫色の花で、時に白花や桃色の花も咲くそうです。
草丈は10~20cm。
根元の葉は長い柄がある3出複葉。小葉は掌状で深く3裂しています。
茎先に径3~4cmの花を斜め下向きに咲かせる。
花弁のように開いているのは萼(がく)で
花弁は中央の筒状になっているものです。
花の基部で細く丸まっているのは距(きょ)といわれるもの。
名前の由来 : オダマキとは昔、麻糸を巻いた道具で
花の形がそれに似ていることから。
メモ=古くから庭などで栽培され
ミヤマオダマキの名前で売られている多くは
ミヤマオダマキを改良した園芸品種といわれています。
栽培種の多いのはセイヨウオダマキ(西洋苧環)といわれるもので
草丈50~70cm、花色、形とも多彩です。
※ データなどは2011年5月投稿記事に加筆修正しました。
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