センダン(栴檀)
センダン(栴檀)
オウチ(楝)=古名
オウチ(楝)=古名
分類 : センダン科センダン属 落葉高木
学名 : Melia azedarach var.subtripinnata
分布 : 本州(伊豆半島・伊豆諸島以西)~沖縄
日当りのいい暖地の海岸近くや低地の林縁などに生える。
特徴 : 樹高5~15m。
葉は大形の奇数羽状複葉で、小葉は長さ3~6cmの卵形。
新しく伸びた枝の葉の腋(わき)から多くの軸を立て
軸は枝を分け、その先に径約1.6cmの花を付けます。
オシベは下の方で合わさって筒状になり
その上部内側に黄色の花粉のついた葯(やく)といわれるものが見られます。
ある図鑑には「花の中の黒紫色のオシベの筒が目立ち
濃淡のコントラストが美しい」と書かれていました。
実は1.5cm前後の楕円形で、晩秋に黄色く熟れます。
名前の由来 : 木に残った実の様子を千珠(せんだま)に例えたという説や
実が沢山ついた様子の千団子(せんだんご)からという説がありました。
メモ=ことわざの「栴檀は双葉より芳(かんば)し」の「栴檀」や
香木の「栴檀」はビャクダン科の樹木で
このセンダンとは関係ないそうです。
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