オシロイバナ(白粉花)
オシロイバナ(白粉花 又は 御白粉花)
ユウゲショウ(夕化粧)
ユウゲショウ(夕化粧)
分類 : オシロイバナ科オシロイバナ属 多年草
学名 : Mirabilis jalapa
原産地 : 熱帯アメリカ
特徴 : 枝をよく広げ、草丈50~100cmほど。
茎は太く、節が目立ちます。
葉は三角状卵形の長さ4~10cm。
枝先に筒状で上部はラッパ状に開いた花を咲かせます。
筒の長さは5cm、花径は3cmほどで
夕方4時頃から開花し、翌朝10時頃には萎(しぼ)みます。
花弁のように見えるのは萼(がく)で、花弁はなく
花の基部にある萼のように見えるのは総苞(そうほう)といわれるものだそうです。
花期は長く、初夏から晩秋まで咲き続けます。
花色は白、赤、黄、橙、咲き分けなど多彩です。
このように様々な花色が見られるのは
この植物が突然変異を起こしやすい遺伝子を持っているからだそうです。
果実は直径6mmほどで、しわのある黒色をしています。
性質は強健で、道端などで野生化していることもあります。
名前の由来 : 種子の中身が白い澱粉(でんぷん)状になっていて
これを白粉(おしろい)に見立てた。
別名のユウゲショウは、美しい花が夕方から開くことから。
しかし、ユウゲショウ名の植物はアカバナ科マツヨイグサ属にもあります。
メモ=オシロイバナをはじめ夜になるといい匂いを放つ花が多くあります。
例えば、ユウスゲ(夕菅)、ゲッカビジン(月下美人)、ヨルガオ(夜顔)
ヤコウボク(夜香木)、イエライシャン(夜来香)、チューベローズなど。
※データなどは2019年11月投稿記事に加筆修正しました。
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