ランタナ 2/2
ランタナ(学名読み)2/2
シチヘンゲ(七変化)
コウオウカ(紅黄花)
シチヘンゲ(七変化)
コウオウカ(紅黄花)
分類 : クマツヅラ科ランタナ(シチヘンゲ)属 半耐寒性常緑小低木
学名 : Lantana camara
原産地 : 中南部アメリカ
特徴 : よく枝分かれし、樹高20~100cm。
枝は四角で、粗い短毛と小さな刺が疎(まば)らにあります。
葉は長さ2~5cmの卵形をしていて、縁にはぎざぎざ(鋸歯)があります。
葉の腋から枝を出したその先に、小さな花が半球形に集まって開きます。
半球形の大きさ(花序)は3~5cmです。
小さな花は杯状をして先端は4裂し、大きさは7mmほど。
花の色は、最初オレンジ色をしていて次第に赤色に変化したり
黄色だったものがオレンジ色に、白色がクリーム色に変化したり
ほとんど変化しないものなど、品種によって色の変化が違っています。
花後には球形の液果(果汁の多い実)が黒く熟れます。
花期は長く、初夏から11月頃まで楽しめます。
繁殖力が強く、暖地では野生化していることもあります。
名前の由来 : ランタナは学名の属名読みです。
学名はスイカズラ科のガマズミ、学名 Viburnum lantana(ウィブルヌム・ランタナ)に
花の付き方などが似ていることからの転用だそうです。
和名のシチヘンゲは、花の色が時間の経過とともに変化していくことから。
メモ=図鑑でランタナを調べていると品種名に
淡紅色と黄色のフェストンローズ
黄色の花にはニューゴールドとかサニーイエローがあり
オレンジと黄色のグラデーションのラディエーションがあり
白色品種にはムーンホワイトがあり
他に、レインボーオレンジとかトロピカルサンセットという名前がありました。
今回投稿した4種の花はどの品種に該当するのか分かりませんでした。
・この花によく似て、葉や花が一回り小さい
コバノランタナ(小葉のランタナ)があります。
※データなどは2019年10月投稿記事に加筆修正しました。
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