コエビソウ(小海老草) イエロークイーン
コエビソウ(小海老草)
品種名・イエロークイーン
ベロペロネ
品種名・イエロークイーン
ベロペロネ
分類 : キツネノマゴ科キツネノマゴ(ジャスティシア)属 常緑低木
学名 : Justicia brandegeana 'Yellow Queen'
原産地 :メキシコ
特徴 : 花の姿がユニークなこと、花期が長く育て易いこともあり、よく庭に植えられます。
樹高100cmほどになる木本。
葉は卵形~楕円形の長さ3~7cmほどです。
茎の先から黄色(赤褐色)の鱗状に重なり合った苞が穂状に5~10cm伸び
苞の間から細長い長さ35mm前後の筒状をした白色の2唇状の花を咲かせ
下の花弁は浅く3裂しています。
在来種=ベロペロネ・グッタタ(Beloperone guttata)の唇弁には赤紫色の斑紋がありますが
当該品種の花にはこの斑紋はありません。
在来種の苞は、初めのうちは淡緑色で次第に赤褐色に変化していきますが
当該品種は黄色のままです。
名前の由来 : コエビソウとは、花の姿をエビ(海老)に見立てたとされていますが
草ではなく樹木の仲間です。
ベロペロネとは、ギリシャ語のベロス(矢)とペロネ(帯)が合わさった名前で
オシベの形を表しているそうです。
尚、ベロペロネは旧属名で、現在はキツネノマゴ(ジャスティシア)属に統合されています。
メモ=耐暑性が強く高温を好む植物だそうで、耐寒性もほどほどにあることから
関東地方以西では露地植えでも越冬でき、暖地では周年花を咲かせるそうです。
※データなどは2011年10月投稿記事(ベロペロネ)に加筆修正しました。
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