ニラ(韮)
ニラの花の時季は終わったかと思っていたところ
今が盛りと咲いている1群がありましたました。
今が盛りと咲いている1群がありましたました。
ニ ラ(韮)
分類 : ヒガンバナ(ユリ)科ネギ属 多年草
学名 : Allium tuberosum
原産地 : 中国西部 東南アジア、あるいは本州~九州に自生とも。
草地や河原、畑地、道端などに生える。
特徴 : ネギの一種で、草全体に独特の臭気があり、繁殖力旺盛です。
早春に萌芽し、葉は株元に密生(叢生)し
草丈30~50cmほどに伸びます。
葉は扁平で長さ30~50cm、幅3~5mm。
8~10月に葉の間から30~40cmの花茎が伸び
半球形(傘状)の散形花序(径3~4cm)に小さな花を20~40個つけます。
花弁は3枚、苞が3枚あり、花弁が6枚あるように見え、花径は6~8mmです。
秋に実が熟れると殻が3つに割れ、小さな黒い種子が散布されます。
名前の由来 : 独特の臭気があることから「においきらい=『香嫌い』」がなまってニラ。
また、美味なことから「みら=『美辣』」がなまってニラとなったという説などがあります。
メモ=古い時代に中国から渡来し、栽培されていたものが野生化して
草地や河原などで見られるという説や
本州から九州にかけて自生していた種があるという説があります。
また、栽培品種には早採りできる「グリーンベルト」や
葉が大柄な「大葉ニラ」などがあるそうです。
※データは2020年9月投稿記事に加筆修正しました。
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