ジャーマンアイリス
ジャーマンアイリス
ドイツアヤメ(独逸菖蒲)
分類 : アヤメ科アヤメ属 多年草
学名 : Iris × germanica
原産地 : 地中海沿岸
特徴 : 草丈60~100cm。
葉は付け根付近で重なり
剣形の灰色がかった緑色をして、幅4~5cm。
花茎を伸ばした先に径5~20cmほどの花を上向きに咲かせ
1本の花茎から5~10個の花を咲かせます。
花弁は6枚で、外花被片といわれる3枚は垂れ下がり
内花片といわれる3枚は花芯を包むように立ち上がります。
外花被片、内花被片どちらにも縁は波打ち状になっています。
外花被片の基部には、ブラシのような突起があります。
●ヨーロッパや中近東に掛けて分布するアヤメ属の植物を交雑させて作出された品種で
フランスやドイツで品種改良されたものが、その後アメリカに渡り更に改良され
多くの品種が作出され、花色には白、黄、オレンジ、ピンク、青、紫などの他
上下の花弁の色が異なるものなど、膨大な園芸品種が生まれているとのことです。
名前の由来 : アイリスとは学名の Iris からで、ギリシア語の「虹」の意。
大元になった品種のひとつがドイツの品種だったからという説があります。
メモ=アイリスの仲間には、豪華な花姿のジャーマンアイリスに比べ
清楚な花姿のダッチアイリス(オランダアヤメ)があります。
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