トキワイカリソウ(常盤錨草)
葉は開花とほぼ同時に開きます。
萼は小さな外萼片と内萼片が4枚ずつあり
外萼片(紫色)は開花と同時にはげ落ちます。
トキワイカリソウ(常盤錨草 又は 常盤碇草)
栽培種
栽培種
分類 : メギ科イカリソウ属 常緑多年草
学名 : Epimedium sempervirens
分布 : 本州(東北地方以西~中国地方)
主に日本海側の山野の林内に自生する日本固有種
特徴 : 草丈40cm前後。
葉は光沢のある皮質で、1本の柄が3本に分かれ
更にその先が3本に分かれ小葉がつく2回3出複葉。
小葉はいびつな卵形~長楕円形の長さ6~12cm、幅3~6cm。
縁に刺状の毛が生えています。
花は数個まとめて下向きに咲き
花弁は4枚で、基部に長い距(きょ)があり
先端には蜜を貯めているそうです。
花の大きさは3~4cm。
名前の由来 : 花が船の錨に似ていることから。
イカリソウの仲間の多くは冬に地上部が枯れますが
本種は1年中葉が枯れないことから常盤(ときわ)。
メモ=自生種は白花が圧倒的に多いそうですが、紅紫色種もあるそうです。
花弁はもろく、指がちょっと触れただけで、花自体がはらりと落ちます。
※データなどは2018年4月投稿記事に加筆修正しました。
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