ノカンゾウ(野萱草
7月頃から咲き続けていた花でしたが、まだ1~2個ほど咲き残っていました。
ノカンゾウ(野萱草)
栽培種
栽培種
分類 : ツルボラン(ユリ、ススキノキ)科ワスレグサ属 多年草
学名 : Hemerocallis longituba (Hemerocallis fulva var.longituba)
分布 : 本州~沖縄
日当たりのいい、やや湿り気のある野原、草はら、田の畦などに生える。
特徴 : 草丈70~90cm。
葉は広線形で長さ40~70cm、幅1.5~2cm。
葉の間から太い花茎を伸ばし、茎の上部で枝分かれし
先端に漏斗状の花を10個前後咲かせます。
花径7cmほどで、朝開いて夕方にはしぼむ1日花ですが
1日に1個ずつ次々に咲きます。
花色には変化が多く、色の濃いものはベニカンゾウ(紅萱草)というそうです。
名前の由来 : 野原に多く生えるカンゾウということで。
カンゾウとは、漢名の「萱草」の音読み。
文学上では「かんぞう」と読んだり「わすれぐさ」とも読まれます。
この花を身近に置いていると、心にかかる悩み事を忘れさせてくれるからという説があります。
メモ=ノカンゾウによく似た花で、海辺に生えるハマカンゾウ(浜萱草)があります。
ハマカンゾウの葉はやや厚く光沢があり、冬でも常緑ということです。
若芽や蕾、花には甘味があり、食用になるそうです。
※データなどは2019年7月投稿記事からの転載です。
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