タカサゴユリ(高砂百合)
タカサゴユリ(高砂百合)
ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)
ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)
分類 : ユリ科ユリ属 多年草
学名 :Lilium formosanum
原産地 : 台湾
特徴 : 草丈30~150cm。
葉の長さ7~20cm、幅1cmの線形で、やや密に付けます。
花はラッパ状で、花筒の長さ15~20cm、花径は約10cm。
花筒の外側に赤紫色の筋模様が入り、やや下向きに咲きます。
大正時代末期に導入されたそうで
繁殖力が強く、空き地などで野生化しているのが見られます。
花期は7~9月。
連作障害が出やすく、早いものでは2~3年で姿を消してしまいます。
しかし、花後につく種子が多くつき、風によって運ばれ、生育域を広げます。
名前の由来 : 高砂とは 原産地台湾の雅名。
(雅名とは、日本を「大和」と呼ぶようなもの)
別名の細葉とは、テッポウユリの葉の幅は5cm前後で、それより細いため。
メモ=テッポウユリ(鉄砲百合)によく似た花ですが
テッポウユリの花期は5~6月です。
テッポウユリとの交雑種があり、花筒部の外側に赤紫色の筋が入らないものを
シンテッポウユリ(新鉄砲百合)といい、この花も野生化しているものがあります。
※データなどは2018年8月投稿記事に加筆修正しました。
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