アキノタムラソウ(秋の田村草)
アキノタムラソウ(秋の田村草)
分類 : シソ科アキギリ属 多年草
学名 : Salvia japonica
分布 : 本州(山形県以西)~沖縄
山道などの半日陰の林縁、林下などに生える。
特徴 : 茎は四角で直立し、茎には短毛と腺毛があり、草丈20~80cm。
葉は単葉のものから3つに分かれるもの、複雑な複葉になるものなど変化に富むようで
小葉は先の尖った長卵形をして長さは2~5cm。
茎は上部で枝分かれしてその先端に青紫色の花を数段つけて輪生します。
花は青紫色の唇形花で、長さは10~13mm。
花全体に白い毛が生え、オシベ2本が強く下に曲がります。
早いものでは6月下旬頃から咲き始め、晩秋まで見られます。
名前の由来 : 秋に咲くタムラソウとなっているものの、タムラソウの由来は分かっていないそうでが
一説に、紫色の花を沢山つけることから「多紫草(たむらさきそう)」からとありました。
単にタムラソウ(田村草)といえば、アザミに似た花を咲かせるキク科の植物です。
※データなどは2015年8月投稿記事に加筆修正しました。
スポンサーサイト