マンリョウ(万両)
マンリョウ(万両)
栽培種
栽培種
分類 : ヤブコウジ(サクラソウ)科ヤブコウジ属 常緑小低木
学名 : Ardisia crenata
分布 : 本州(関東地区以西)~沖縄
暖地の明るい林内に生える。
特徴 : 茎(幹)は直立し、樹高は30~100cm。
葉は長楕円形で、長さは4~10cmほど。
葉の縁には波状のぎざぎざ (鋸歯)があります。
(ヤゴコウジの葉は鋸状に尖った鋸歯です)
幹の枝先に軸を伸ばして枝を分け
その先に径8mmほどの白い花を多数つけ、先端は反り返ります。
果実は球形の径7mmほどで、秋に鮮紅色に熟し、長く残ります。
名前の由来 : たわわに垂れる花や実の様を万両に見立てたとか
センリョウに対して付けられたとも。
メモ=マンリョウの葉は常緑で
多くの実を付けるので子孫繁栄、豊年満作に通じると考え
古くから縁起物の植物として栽培されています。
また、葉変わり、白実、黄実などの園芸品種が多数あり
江戸時代から栽培されてきた古典園芸植物の一つだそうです。
●数年前に一両(アリドウシ)、十両(ヤブコウジ)、百両(カラタチバナ)
千両(センリョウ)、万両(マンリョウ)を育てたことがありましたが
百両と千両には嫌われ、枯れてしまいました。
※データなどは2019年1月投稿記事(果実)に加筆修正しました。
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