タイリンキンシバイ(大輪金糸梅)
タイリンキンシバイ(大輪金糸梅)
ヒペリカム・ヒドコート 又は ヒデコート(学名読み)
分類 : オトギリソウ科オトギリソウ属 半落葉小低木
学名 : Hypericum patulum cv.Hidcote
原産地 : 中国原産キンシバイの園芸品種
特徴 : よく枝分かれし、樹高50~150cmで、広楕円形の樹形になります。
キンシバイ(=ヒペリカム・パツラム)の花径が3~4cmに比べると
花弁は大型(花径6~7cm)で、広角に開きます。
オシベは多数あり、長さは花弁の半分より短いです。
日当たりのいい場所や半日陰でもよく育ち、生育が早いので
公園樹や庭木などによく植えられます。
名前の由来 : 同じ仲間のキンシバイより大きい花を咲かせることから。
学名の「ヒペリカム」とはギリシア語の「上」と「像」が語源で
魔除けの像にこの花が置かれていたことから。
また「ヒドコート」とは、イギリスにある著名な庭園の名前だそうです。
メモ=原種のキンシバイは半開きで花の大きさは3~4cmに比べると
こちらの品種が見栄えがするので、植栽される数は多く
単にキンシバイ、又はヒペリカムとも呼ばれます。
この仲間にはセイヨウキンシバイ(西洋金糸梅=ヒペリカム・カリシナム)や
ビヨウヤナギ(未央柳)、コボウズオトギリ(小坊主弟切)があります。
※データなどは2017年6月投稿記事に加筆修正しました。
スポンサーサイト