ニラ(韮)
ニラ(韮)
分類 : ユリ(ネギ)科ネギ属 多年草
学名 : Allium tuberosum
原産地 : 中国西部 東南アジア、あるいは本州~九州に自生とも。
草地や河原、畑地、道端などに生える。
特徴 : ネギの一種で、草全体に独特の臭気があり、繁殖力旺盛。
草丈30~50cm。
葉は扁平で幅3~5mm、長さ30~50cm。
8~9月に30~40cmの花茎が伸び
半球形(傘状)の散形花序(径3~4cm)に小さな花を20~40つけます。
花弁は3枚、苞が3枚あり、花弁が6枚あるように見え、花径は6~8mm。
秋に実が熟れると殻が割れ、小さな黒い種子が散布されます。
名前の由来 : 独特の臭気があることから「においきらい=『香嫌い』」がなまってニラ
また、美味なことから「みら=『美辣』」がなまってニラとなったという説などがあります。
メモ=古い時代に中国から渡来し、栽培されていたものが野生化して
草地や河原などで見られるという説や
本州から九州にかけて自生していた種があるという説があります。
また、栽培品種には早採りできる「グリーンベルト」や
葉が大柄な「大葉ニラ」などがあるそうです。
※データなどは2014年9月投稿記事に加筆修正しました。
●前回のカテゴリは「野菜・穀類の花」で投稿しています。
スポンサーサイト