オオハンゴンソウ(大反魂草)
オオハンゴンソウ(大反魂草)
分類 : キク科オオハンゴンソウ(ルドベキア)属 多年草学名 : Rudbeckia laciniata
原産地 : 北アメリカ
特徴 : 明治時代中期に観賞用として導入されたものが、ほぼ日本全土で野草化。
道端や荒れ地、畑、河川敷などに生えますが
九州では大分県と宮崎県、それに沖縄県の一部を除き
他の県ではまだ野草化しているのは見られないそうです。
草丈0.5~3m、下部の葉には長い柄があり羽状に3~5裂し
上部は下部の葉のように羽状に裂けない単葉も見られます。
茎の先に径5~6cmの花を咲かせます。
外側の舌状花は垂れ、中央部の筒状花は緑黄色。
〔同じ仲間のアラゲハンゴンソウの筒状花は黒紫色〕
名前の由来 : 葉が本州中部以北に自生するハンゴンソウに似て大きいことから。
しかし、ハンゴンソウは別のキオン属に分類されています。
ハンゴンソウ(反魂草)の「反魂」とは、魂を呼び返すとか、死者を蘇生させるという意で
一説によると強い香りが死者を蘇らせたという言い伝えから。
メモ=繁殖力旺盛で、在来種の生育に影響を及ぼす可能性が強いということで
「特定外来生物」に指定されています。
北海道や福島県、長野県、岐阜県では大群落が見られるそうです。
※データなどは2015年7月投稿記事に加筆修正しました。
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