ロウバイ(蝋梅)
↑ 3枚と ↓ 2枚は別の木です。
ロウバイ(蝋梅)
カラウメ(唐梅)
分類 : ロウバイ科ロウバイ属 落葉低木
学名 : Chimonanthus praecox
(ウンナンロウバイは Chimonanthus yunnanensis)
原産地 : 中国
特徴 : よく枝分かれして樹高は2~5mほど。
葉は長さ15cmほどの卵形又は卵状楕円形で、先は尖ります。
葉より先に強い芳香のある花が下向き、または横向きに開きます。
花の大きさは約2cmで、多数の花弁があり
内側の花弁は小さくて暗赤紫色。
種によって花色には濃淡があり、花弁も丸いのやら細いものなど様々です。
早生種と晩生種があり、前者は12月頃、後者は2月頃に開花。
外側の花弁がロウバイより白っぽいのはウンナンロウバイ(雲南蝋梅)というそうです。
名前の由来 : 花弁が蝋(ろう)細工のようでウメに似た花を咲かせるからという説と
臘月(ろうげつ=陰暦12月)に咲くウメに似た花からという説があります。
メモ=ロウバイの名前で流通し、庭木として栽培されている多くは
花色が一様に淡黄色のソシンロウバイ(素心蝋梅)で
内側の花弁が暗赤紫色をしたロウバイ(蝋梅)を見る機会は少ないです。
(ソシンロウバイは明日投稿します)
※データなどは2018年3月投稿記事に加筆修正しました。
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