ヒメジョオン(姫女苑)
ヒメジョオン(姫女苑)
分類 : キク科ムカシヨモギ属 1年~2年草学名 : Erigeron annuus
原産地 : 北アメリカ
江戸時代末期観賞用として導入されたものが
ほぼ全国の市街地~農村~亜高地で野草化。
特徴 : 荒れ地、空き地、道端、草原などいたる所に生えます。
茎は直立し、草丈30~150cm。
葉は卵形~披針形で基部は茎を抱いていません。
茎には粗い毛が生えていて、上部で枝分かれし
ややかたまって白又は薄紫色の径2cmほどの花(頭花)をつける。
蕾はややうつむき加減のものもありますが、大部分は上を向いています。
春に咲くハルジオン(春紫苑)に似ていますが
ハルジオンが咲き終わった頃から咲き始め、晩秋~初冬まで咲き続けます。
また、ハルジオンより花の大きさは一回り小さく、舌状花の花弁はやや広めです。
名前の由来 : ヒメ(姫)とは小さいの意で、ジョオン(女苑)とは中国産の野草の名前。
ハルジオンに対してヒメジオンとしなかったのは
既に日本産のヒメシオン(姫紫苑)という多年草があったからだそうです。
メモ=外来生物法ではハルジオンと共に「要注意外来生物」に指定。
また、「日本の侵略的外来種ワースト100」にも挙がっています。
・ハルジオンは今年5月に投稿しました。
時間があれば見比べてください。
ヒメジョオンの葉は茎を抱いていません。

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