トクサ(木賊)
トクサ(木賊 又は 砥草)
栽培種
栽培種
分類 : トクサ科トクサ属 常緑シダ(羊歯)植物
学名 : Equisetum hyemale
分布 : 本州(中部地方以北)~北海道
陽当たりのいい渓流沿いなどの湿地。
特徴 : スギナの仲間で、地下茎から伸びた地上茎は直立し
草丈は60~100cmほど。
茎の表面に30本ほどの縦溝が走り、径5~7mmで中空。
3~4cmごとに節があり、退化した黒い葉が鞘状に輪生します。
茎先に長楕円形の胞子嚢穂(ほうしのうすい)をつけます。
名前の由来 : 紙やすり代わりに使用したことから「砥ぐ草」の意で
「木賊」は漢名の当て字。
メモ=茎にはケイ酸を含み、表面には縦溝があり、ざらつくので
かつては工芸品の研磨剤として用いられていたそうです。
今でも高級ツゲ櫛(くし)や漆器の木加工などに使われているそうです。
また、観賞用として植えられたり、生け花の素材として用いられているとか。
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