2017年初夏・荒尾干潟周辺の野鳥など⑦
左上と右端の鳥はハマシギ
前方の鳥はソリハシシギ
2017年初夏・荒尾干潟の野鳥など⑦
チュウシャクシギ(中杓鷸)
チュウシャクシギ(中杓鷸)
分類 : チドリ目シギ科 旅鳥
分布 : 日本全土
生息地 : 砂浜や干潟、岩礁、海岸に近い農耕地など
体長(全長) : 約42cm ドバトより一回り大きい
特徴 : 体の上面は黒褐色で、淡色の斑点がある。
顔面には、目の上にある頭側線といわれるものが目立ち
頭頂には白い線が走っています。
下に曲がった長い嘴(くちばし)を干潟や砂地などに突っ込み
カニなどを捕ったり、畑地では昆虫を捕らえたりします。
餌を捕るときは単独行動で、休む時などは群れになるということです。
名前の由来 : 長く反った嘴を水などを汲む道具の「杓(しゃく)」に見立てて。
メモ=ユーラシア大陸の高緯度地帯に点在して繁殖し
北半球の亜熱帯地域から南半球のオーストラリアなどで越冬する
その途中の春4~6月、秋7~10月の2回日本に渡来し
旅鳥として観察されるということです。
嘴が下向きに湾曲しているシギの仲間には
コシャクシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギ、サルハマシギなどがいます。
※ データなどは2014年9月投稿記事からの転載です。
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