アマナ(甘菜)
↑ ↓ は別の場所で撮影です。
アマナ(甘菜)
分類 : ユリ科アマナ属 多年草
学名 : Tulipa edulis (Amana edulis)
分布 : 本州(東北地方以西)~四国・九州
日当たりのいい土手、山地の芝草原などに生える。
特徴 : 茎の基部から長さ13~25cm、幅5mm前後の2枚の葉を広げ
その中心からひょろりとした15~30cmの花茎を伸ばし
広い鐘形の白い花を1個付ける。花の下には小さな苞葉が2枚ついています。
花弁の長さは20~25mm。
花弁の外側には暗紫色の筋があります。
日が当たっているときだけ花が開きます。
名前の由来 : ラッキョウを小さくしたような球根(鱗茎)には甘みがあり
若葉と共に食べることから。
メモ=アマナの葉の幅は5~10mmですが
関東地方~近畿地方、四国で見られる葉の幅7~15mmのアマナは
ヒロハアマナ(広葉甘菜)というそうです。
学名が示すようにチューリップの仲間とされてきましたが
最近になって別属に分類されるようになったそうです。
カタクリやフクジュソウなどと共に「春の妖精(スプリング・エフェメラル)」と呼ばれる花の一種。
同じユリ科の仲間のアマドコロ(甘野老)の別名を「アマナ」とされている図鑑がありました。
※ データなどは2015年3月投稿記事に加筆修正しました。
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